裸足で校庭を遊ばせるある幼稚園では、風邪にかかる園児がほとんどいなくなったとか!?足裏は、体の中で唯一24時間常に刺激を受ける部分だ。足の刺激は体全体を活性化してくれる。足裏・・・そしてそれは自分が大地に立つ小さな人間であることを自覚させてくれる!LET`S足裏マッサージ!!
たかが足裏、されど足裏!
【足マッサージの歴史】
今から2000年以上も前の中医学の文献の中で、中国最古の「漢書の」の中の、足の裏から診断し治療する方法をまとめた物として「観趾法」というのが有ります。
経絡などを考慮して、この中医学が主流ではないけれども、足つぼマッサージ健康法の基本を完成させたと言えます。
足つぼマッサージ健康法は、アメリカインディアンの療法の中にもありましたが、第二次世界大戦の頃、ドイツから来た看護士が「足つぼマッサージ」を行っているのを知り、その技術をドイツに持ち帰ることからヨーロッパ諸国やアメリカに普及しました。
その後、アメリカのイングハム女史により、足の裏に人体の臓器を当てはめ、指で押していくという「足の反射療法」が確率され、さらにドイツのマルカート女史は1974年に「Reflexzon carbeit amFuB」(足の反射療法)を出版して話題を呼びました。
【ツボについて】
つぼは経穴と言います。
関連する経穴を連結したものを経絡と言います。
つぼは経穴と言います。
関連する経穴を連結したものを経絡と言います。
重要な神経・血管・筋走行上に位置したり体性-内臓反射等で医学的関連があり、現在ではWHOにおいても治療効果が認められている.
中医学、漢方医学的説明では、経穴は「気と血」のエネルギーの通り道であるといわれる経絡上にあって、気血が出入りし、経絡が合流したり分枝したりする経絡状の重要なところである。一般的にはツボと呼ばれ、また「穴(けつ)」とも呼ばれるように、熟練した鍼灸師が触診すると、微細な陥凹部としてとらえられる。鍼灸で診断や施術をする重要な部位である。禁鍼穴・禁灸穴と呼ばれる、施術が禁止されている経穴もある。
【足裏マッサージの仕方】
(1)最初は軽い刺激から始め、徐々に強い刺激に変えてゆき、 押す時に息を吐くようにしてください。
(2)風呂上がりの血液循環がよい時が効果的なのは理解できると思うので、出来れば足だけでも温めてから始めてください。
(3)マッサージは両足まんべんなく、足全体を軽く揉み、指を一本ずつから指のわきや指の股、足の指の付け根をしっかり揉んで下さい。
(4)痛みを感じる所(乳酸や尿酸などの老廃物の塊)は悪い部分なので重点的に揉みほぐすようにしてください。
(5)足の甲・くるぶし・足の側面全体を揉む→すねの外側を下から膝に向かって揉む→膝裏をしっかり揉む(老廃物の排出が盛んになる)→足の付け根のリンパ節を揉むという感じで刺激を与えてください。
(6)片足ずつマッサージする為、やっていない方の足や揉み終わった後の足を冷やさないようにしてください。
(7)一回の治療を片足15分を目安に毎日、続ける事。毎日やることによって少しずつ改善するので、あせらないで良い生活習慣として取り入れ、続けてみてください。
最初に覚えて欲しいのは、排泄機能を高める腎臓・輸尿管・膀胱・尿道の各ゾーンの基本の反射区(ゾーン)です。
時間のない時でも、この基本の反射区(ゾーン)と気になる部位の反射区(ゾーン)は揉んで下さい。
それぞれの臓器の足つぼは、左側にあるものは左足に、右側にあるものは右足にあります。心臓の場合は左足にひとつという感じになります。首から上は神経が頭部の下で交差しているため、左右が逆の位置になりますが、片方が悪くなるとバランスが崩れもう片方も悪くなる傾向があるので、予防のため左右両方の足裏を刺激する方がよいでしょう。
自分でやるのも良いけど。
人にやってもらうのが、やっぱり気持ちよい!
【足のツボ:反射区】
特に重要な腎臓・尿管・膀胱の反射区
足つぼマッサージでは足の末端部分に溜まった老廃物にアプローチすることによって、血流の活性化をうながし、血流循環を高めます。このようなことから、溜まった老廃物を排出する腎臓、輸尿管、膀胱の役割が重要になるのです。
足つぼマッサージの順番として、最初に排泄器官を準備させるところからはじめ、その後は各反射区を刺激して血液を通して老廃物を集めてきます、そして最後に集められた老廃物を腎臓を使ってろ過し、尿として膀胱から排出させるのです。ですので、足つぼマッサージの最初と最後に行うのがこの反射区と覚えといて下さい。
【不健康な足の種類と対処法】
「むくんだ足の対処法」
誰にでもよくある、立ち仕事が長く続いたり、デスクワークが長く続いた場合、どうしても水分の代謝が悪く、皮下脂肪に余分な水分が滞ってしまう状態の足のむくみには、足首から膝までを下から上にマッサージし、リンパゾーンにに刺激を。 普段から、海藻やミネラル豊富な食材を取るようにして下さい。
「疲れた足の対処法」
尿酸などの筋肉に疲労物質がたまり、血行が悪くなった時は、ふくらはぎを丁寧に揉んで、足裏全体をよく揉んで下さい。普段から、洗面に青竹踏みを置いたり、椅子に座ってゴルフボールを足裏で転がすのも効果あります。
「冷たい足の対処法」
冬でも夏のクーラーでも、足が冷えてよい事は何もありません。 自律神経の乱れ等もありますが、まず、足浴をして血行をよくする事を考えて下さい。
足浴は37℃~39℃のぬるめのお湯に30分ぐらいが目安です。
・・・3パターンの不健康足の対処法
引用の紹介コメントを入力さらに足裏全体をよくマッサージして下さい。
足首を回すストレッチ等も効果があります。
よく「老化は足からやってくる」と言われますが、歩くことが基本。 歩くことが不自由になると極端に体調に問題が出てきます。 多分、身体全体の血行の問題と考えられますが、それほど足のポンプの役目は大切という事です。
【多汗症に効果のあるツボは?】
足ツボの治療は、自律神経の働きを正常化し、交感神経と副交感神経の働きを整える効果があることから、多汗症にも効果があると考えられています。
実際に、足ツボマッサージを継続的に利用したことで、発汗が軽減したという例も報告されています。
足ツボの中で、多汗症に関係するツボはいくつもあります。
まずは、足の裏の中央に集中している、腎臓、副腎、尿管、膀胱などの老廃物の排出に関わる気管のツボです。次に甲状腺や、副甲状腺などホルモンバランスを司る気管のツボ、また、大脳、小脳、こめかみなど直接脳や自律神経に関わるツボも多汗症に関係するツボであり、これらは足の親指付近やその周りに密集しています。
多汗症の原因は分かっていない部分もありますが、キーポイントになっているのが交感神経です。交感神経の働きが強くなると、汗腺の働きも活発になり、汗が出やすくなります。
【足マッサージの諸注意】
(1)排泄機能を高める腎臓・輸尿管・膀胱・尿道の各ゾーンは必ず揉むようにして下さい。
---解毒作用を高めるため。
(2)食後1時間は揉まない(血液が胃に集まっている為)、ただし足つぼマッサージ後の食事は問題ありません。
(3)妊娠中、生理中は避けて下さい。又、足にケガやデキモノ等、支障がある時も控えて下さい。
(4)心臓病、糖尿病、腎臓病、その他病気中の方は、最初はもむ時間を5分、白湯も半分ぐらいから始め、徐々にマッサージ時間と白湯の量を増やしていきます。白湯を飲んだ後はしばらく休んでから動くようにして下さい。
(5)腎臓の調子が悪いときは、肝臓のゾーンを揉まない。(腎臓に負担がかかる為) てんかん、重度の心臓病、高血圧の人は医師の指示に従う事。
(6)足つぼマッサージの前後はアルコ-ル類の摂取はできるだけ控えて下さい。
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