夏は夏太り、夏痩せという言葉があると通り、体重が変化しやすい時期です。その体重変化の原因と対処法についてめとめてみます。
夏は体重が変化しやすい
社会人1年目~10年目以上の働く女子300名にアンケートしたところ、「変わらない」(46.0%)。その次が「やせる」(38.7%)で、一番少なかったのが「太る」(15.3%)という結果だった
半分以上の方が体重に変化があると答えています。
5人に1人が夏に体重が増加し、その原因として栄養失調が考えられるという。
夏痩せのメカニズム
「夏やせ」の原因は、夏の暑さで食欲が落ちてやせてしまうこと
暑さによるストレスで胃の消化液の分泌が低下してしまいます。 また水分を多く摂取するため更に消化液が薄まり、食欲が低下してしまう
プリンやジュースなど、カロリーが高い冷たくて甘い飲み物やデザートを間食すると、夏やせタイプの人は食事時間に食欲が低下して痩せる
夏痩せの原因は、たんぱく質の不足等による「筋肉の減少」が原因です
そうめんなどばかり食べているとタンパク質不足が引き起こされます。体はタンパク質が不足すると体内の筋肉を分解してタンパク質を補おうとするので、その分体重が減少するという仕組みです。
夏痩せの対処法
冷たい飲み物はあまり摂取しないで、なるべく温かいお茶を飲むように心がける。又、甘い清涼飲料水はなるべく控えるようにする
夏の過酷な暑さによる不快感も食欲を減退させる(熱ストレス)ので、冷房などを使い体の熱を冷ましましょう
鰻を週1程度食べてみるのもいいかもしれません
ウナギは滋養強壮効果もあり、更に炎症を改善してくれるビタミンAを豊富に含んでいます。
夏太りのメカニズム
水分の摂りすぎ、これが、「むくみ」となる。ジュースや水以外にも、アイス、麺類もむくみを悪化させる
暑いからといって水分の摂り過ぎには注意しましょう。
夏太りの原因は栄養失調の可能性がある
人は2kg太ると「身体が重くなった」と感じるもの。暑さも加わって歩かなくなったり、動くのが億劫になり、いわゆる「座敷ブタ」になってしまい運動量が極端に低下する
7~9時間眠るヒトに比べると、4時間以下しか眠らないヒトは、なんと73%も肥満になりやすい
夏は暑く熟睡出来にくくなるので、脳が興奮しやすくなりついつい過食気味になり肥満に繋がります。
夏太り対処法
新しいことにチャレンジしたりして、気持ちにハリをもたせる。食事や飲み物や運動などの生活記録をつけ、こまめにチェックする
規則正しい生活を送り、毎晩7時間程度の睡眠を維持するようにする
冷房で体が冷えている夏こそお湯に浸かる習慣が大事です。毎晩しっかり湯船に浸かり体の芯まで温まる
40℃前後の少し熱めの湯船に10分浸かると、深部体温が約2℃上昇し、基礎代謝が約20%あがるので脂肪が燃焼されやすくなります。その際、お腹、脚の付け根、膝の裏などのリンパを刺激しながらマッサージすると、血行がよくなり冷えで低代謝になった体が改善され、太りやすい夏でも徐々に痩せやすい体質になっていきます。
特に、脂肪燃焼に不可欠なビタミンB1とビタミンB2を積極的に摂取する食生活を心がけることが大事
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