朝起きたら顔がパンパン、まぶたが腫れぼったい…。多くの人が経験したことがある顔のむくみ。できれば避けたい体の不調です。体重は増えていないけどフェイスラインがぼやけていたり、太ったように見えるなど、他の人に与える印象にも影響します。今回はむくみの原因となる行動や、対策についてまとめました。
▼ 朝起きたら顔がパンパン…。顔むくみに悩む人は多い
一般的に“むくみ”は女性に多い悩みだと思われています。しかし最近は、顔のむくんだ男性ビジネスマンが急増中。太ったと勘違いする人が多い
▼ そもそも、むくみとは?
そもそも“むくみ”とは、体内をめぐるリンパの流れが滞り、老廃物や不要な水分が溜まって起こる症状
むくみの主な原因は大きく分けて2種類。肝臓、腎臓などの内臓機能に問題がある場合(長時間むくみが取れない)と、体の水分調整が悪い場合(部分的にむくみが出る)
【むくみの原因その1】アルコールの飲み過ぎ
お酒などアルコールには、利尿作用があるのですが、その後水分を溜め込むので、飲みすぎはやはりむくみを起こします
「浮腫んでいるのは水を飲み過ぎているからかも」と安易に考えるのは間違いです!水分を沢山とると、余分の水分の排出を助け、むくみが逆にすっきりすることも。ただし、アルコール飲料場合は別です
人の体は60%が水分で出来ていると言われています。また、尿として排出される水分は一日1000ml~1500ml、生理的に失われる水分が100mlと言われています。この排出がうまく行われないのもムクミの原因
【むくみの原因その2】塩分・糖分の取り過ぎ
塩分の多い食事ばかりすると、塩分濃度を保とうとして水分を体に保持しようしてしまいます。結果、むくみへと繋がっていきます
糖分は体の中に水分を蓄えておく力が強く、スイーツの食べすぎなどはてきめんにむくみます。甘みは口当たりがいいため、食事の塩分と違って摂りすぎに気付かない事も
【むくみの原因その3】長時間、同じ姿勢を続ける
長時間同じ姿勢でいることによる血行不良が挙げられます
動いている時は、水分も特定の部分にたまりませんが、寝ている間は身体がほぼ水平になっているので、身体の他の部分にあった水分が、あちこちに移動しやすくなります。ですから、朝にむくみが気になることが多くなります
人は寝ている間に寝返りをうちます。無理なく寝返りがうてる枕 を選ぶ為に、極端に柔らかく頭が沈み込んでしまう枕は寝返りをさまたげるので、スムーズに寝返りがうてる素材を選ぶと良い
【むくみ解消方法その1】水分の取り方を意識する
常温の水や湯冷ましがおススメです。トイレに一回行ったらコップ一杯の水分を補給するサイクルが理想的です。一気飲みしないで一口ずつゆっくり飲むのもポイント
むくみが気になるときは冷たい飲み物を避け、できるだけ温かい飲み物を少しずつ摂っていく
【むくみ解消方法その2】蒸しタオル・冷たいタオルを交互にあてる
まぶたがはれぼったいときには、まず「冷やさなくては」と考えがちですが、実は、冷やすより温める方が、むくみを早く解消できることが多いのです。
方法は簡単。水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで1分ほど温めて、ホットタオルを作ります。タオルを広げて粗熱をとってから、顔にのせるだけでOK。
顔に熱いタオルと冷たいタオルを交互に当てるのも効果的です。血行が良くなるうえ、さらに顔全体を下から上へ向かって円を描くようにマッサージすれば、顔のむくみが緩和されます
温冷刺激によって、血管の拡張と収縮を促し、むくみの原因となる余分な水分を排出できる。終えるときは、必ず冷タオルで終了
温タオルで終わると、目元の乾燥を招いてしまうので、冷タオルでクーリング
【むくみ解消方法その3】湯船に浸かる
ふだんはシャワー派の人もできるだけ湯船にゆっくり浸かって汗をかき、水分代謝を促したり、マッサージなどで血行やリンパの流れをサポートしてあげることも有効
【むくみ解消方法その4】首や肩、頭皮のマッサージをする
鎖骨上のくぼみが深ければ、老廃物の流れがいい状態なので一安心。ところがこのくぼみがほとんどない、少ないと代謝が滞っている証拠
頭皮をつかむようにしてマッサージをしたり、シャンプーの際によく頭皮をもんで柔らかくするようにしましょう。頭皮の血行を良くすることで、顔のむくみもずいぶんと良くなる
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