食べ過ぎはダイエットの大敵。意志を強く持ちたい…それは分かっていても、なかなかできないのも事実です。食べ過ぎないために、今夜からでも簡単にできる工夫をまとめました。
1. ゆっくり食べる
満腹感という感覚は、脳の中の満腹中枢によって調整されていますが食べ始めて20分後くらいから満腹中枢が働き始めるのが一般的
食べるスピードが早いと、満腹中枢が働き始める前に適量以上の食事を摂ってしまいがちです。
コース料理が少量でもお腹いっぱいになれるのは、ゆっくり食べるから
満腹感は、後からついてくるのだそうです。 だから、早食いは禁物
基本的に、私たちは食べるのをいつ止めたらいいかわからないのです
食べ始めてから15分〜20分後に送られてくる満腹中枢からの信号をきちんとキャッチできるよう、ゆっくりと食べることが基本です。
2. ストレスを溜め込まない
ストレスを感じると、体は「コルチゾール」と呼ばれるホルモンを大量に分泌する仕組みになっています
コルチゾールはストレスに敏感に反応するホルモンです。コルチゾールは脂肪を蓄積させやすくし、食欲抑制ホルモンであるレプチンを減少させるため、食欲に歯止めが効かなくなってしまいます。これが「ストレス太り」の原因のひとつです。
ストレスが溜まると、人間は、そのストレス分だけ【快】を求める傾向にある
ストレスが溜まると、人はその分を快楽で発散させようとします。食事だけがその「快楽」であったなら…さあたいへん。
「お散歩」「映画を観る」「カフェで本を読む」といったイライラ食いに代わる行動を考えてみるのも効果的
食事以外のストレス解消法を見つけましょう。
3. 食事を分散化させる
人間は超空腹になると、脳が飢餓状態と感知して、必要以上に溜め込んでしまいます
人間の体は飢餓状態になると脂肪を溜め込むつくりになっています。1日3回の食事よりも、1日1度のどか食いの方が脂肪になりやすいのです。
朝は忙しくても、たとえば温かい味噌汁を飲むだけでも心がけ、昼食が食べられなかったときは夜のドカ食いを防ぐために、夕方ごろに軽食を摂る
人は食事をすると代謝がアップするので、こまめに食事をとったほうが代謝が上がっている時間が単純に増え、脂肪が燃えやすくなり、痩せ体質になることができます
4. 食事中にアルコールを飲まない
アルコール>睡眠不足>テレビの順で、これらの生活習慣が過食に影響する
食べ過ぎの一番の原因はアルコール! 毎日飲んでしまう人は休肝日を設けるなど、自分に厳しく。
お酒を飲みすぎると、脳が麻痺して何をどれくらい食べたか冷静にわからなくなってしまいます
泥酔状態になるととくに食事の量を気にすることは難しくなっていくので、飲みすぎには気をつけてください
5. 買い物は満腹のときに
お腹が空いている時にいつも買い物に行くから、ついつい、予定してなかったものを買っちゃう
お菓子って、あればついつい食べてしまうんですよね…。
買い物は満腹の状態で行く。これは買い物ダイエットの鉄則!
昼食前や夕食前ではなく、買い物は昼食後や夕食後などにして、買い過ぎることがないようにしましょう。
スーパーへ買い物へ行くときはなるべく歩いて行くようにしましょう
車や自転車で買い物に行くと買い過ぎても持って帰るのが楽なのでついつい買い過ぎてしまいますが、徒歩だとそういう訳にはいきませんよね。
6. 歯の健康を保つ
虫歯や口腔内の疾患があると太ります。それは、咀嚼が十分にできないため
前述のとおり良く噛み、ゆっくり食べることは食べ過ぎない為の基本ですが、虫歯があると充分に咀嚼ができず、満腹感を得られません。
よく噛むことによって、食べ物の消化を助けたり、脳を刺激して発達を促したり、病気の予防をしたり、様々な効果をもたらします
歯の健康は、食べ過ぎによる肥満を防ぐだけでなく、身体全体の健康につながることを覚えておきましょう。
ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満防止につながります
7. 利き手と反対の手で食べる
あえて利き手とは反対の手で食べるようにすれば、スムーズに食べられなくなります
原始的な方法ですが、これが意外と効果的なんですw
「食べる」という行為を少し面倒にすることで、「もういいや・・・」という感覚を促進させる効果がある
ゆっくり食べると満腹に。結果、少ない量で満腹になるよ
利き手と反対で箸を使うのは大変です。結果、ゆっくり食べることになり、満腹中枢からの信号にも気付きやすくなるのです。
8. 「ながら食い」をしない
ながら食いは、食べた量をきちんと把握できなくなるという点が問題。食べることに集中できていないわけですから、だらだらと無駄に食べ過ぎてしまう
せっかく食べてても、テレビや映画を見ながら、何かをしながらの食事だと、お腹は膨らんでも、目や鼻、舌、歯から入ってくる情報が少ない分、脳が感じる満腹感が半減しちゃう
脳は実際の食事量以外にも、目で見たもの、鼻で匂いをかいだもの、舌や歯で味わったものから、満腹感や食事による快楽を得ています。
ながら食いは、ほかのことをしながら食事をしているわけですから、満腹中枢に「おなかいっぱい」のサインが出ても、それに気が付かず、無意識のうちに食べすぎてしまう傾向があります
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